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  • オクタント建築都市研究所
  • 2020年12月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年4月29日



今春の引っ越しのタイミングで、母の嫁入り道具だったダイニングセットを実家から譲り受けました。もともとテーブルと椅子4脚のセットだったもの。テーブルは台所で作業台として使うことになり、椅子は実家で現役の2脚はそのまま置いて残りの2脚だけ我が家にやってきました。


買った時のままの椅子の座面はヘタって色あせてしまっていたので、しっかりした帆布の生地に張替えることにしました。



まずは脚と座面のネジを外し、古い座面の生地をはがしていきます。タッカー針がさびついていて抜けなかったので、ハサミで切っていくことに・・・。

中のクッションが劣化してボロボロと出てくるので最後は庭に出てはがしました。

タッカーの近くは生地が取りきれないまま、あたらしい生地でうまく隠して張ることに。



さて次は、中に入れるクッション(今回は固めにしようと思い、防音用のマットを二枚重ねにしたもの)を座面の土台からとった型紙(古新聞製)を使ってぴったりの大きさに切っていきます。生地は巻き込んでタッカーで留めるために大きめにカット。



両面テープで土台とクッションを固定し、生地をかぶせて裏面に引っ張り込みながらタッカーで留め、金槌で打ち込んでいきます。生地が重なる角は、なるべく薄くおさまるように折り込みました。



土台の板が古くなっていてトゲが刺さりそうだったので、すべて生地で包んで安全に。裏面まですっきりきれいになりました。



2脚とも張り終え、達成感・・・!

これでまた長く愛用できそうです。


修理していて気付いた椅子の裏の日付スタンプ。

おそらく父が購入時に押したもの。37年前の日付でした。

こうして思い入れある家具や道具に日付を打っておくのも、思い出が残っていいなあと思いました。




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